保険に毎月いくら払っていますか?
私は会社員時代、気づけば毎月9万円ちかくを保険に払っていました。しかも当時は「私、ちゃんと将来に備えてる。」と思い込んでいました。

保険の加入金額は月最高で軽く10万を超えていました。自分に夫、娘、そして両親分。給料の大半を保険に支払ってました😅
でも55歳で会社を辞めるときには、保険は全て解約しました。今日は、“言われるまま、お得を求めて逆に保険貧乏になっていた私が、保険を全部見直し解約するまでの話です。
「社会人になったら保険」が当たり前だった


私が就職した頃は、保険のセールスさんが会社に普通に出入りしていて、「社会人になったら保険に入るもの」という空気が当たり前にありました。
若くして結婚。夫のいとこが生命保険会社に勤めていて、親族はみんなその人を通して加入する、という流れ。私も結婚を機に、生命保険に入りました。夫はすでに入ってましたね。1年後に娘が生まれると、今度は学資保険です。
そのいとこが定期的にやってきては「こっちを解約して、これにすればいいよ」と勧めてくれて、私は言われるまま入り続けていました。



今から思えば、営業成績が絡んでたのかもね😅
なんだか利用されているようで、いい気持ちはしませんでした。でも、かといって自分が入っている保険の中身を、じっくり理解しようともしてなかったですね。どうせ必要なものなんだもんねって。
気づけば、月9万円の“保険貧乏”


その後も、夫の友人がアリコジャパンに、別の友人がプルデンシャルに…とつながりができるたびに、一つを解約し新たに契約を結びを繰り返し保険は増えていきました。とくに外貨建ての保険はよく理解していないけど利回り何%って言われ「貯金よりお金が増えるみたい」と解釈して自ら良いとこないかしらって探したこともありました。
一時期は保険だけで軽く月10万円の支払いは軽く超えていましたね。最終的に私が払っていた保険は、こんな感じでした👇
| 収入保障保険(アリコ・夫+自分) | 6,500円 |
| 医療保険(県民共済・夫+自分) | 8,000円 |
| 娘の医療保険(プルデンシャル) | 7,000円 |
| 貯蓄型保険(あんしん生命、明治安田生命夫+自分) | 70,000円 |
| 合計 | 約91,500円/月 |
それでも当時は「貯金より増える気がする」「年末調整の保険欄にびっしり書ける=ちゃんと将来に備えてる」と、本気で思い込んでいました。



あるとき「保険に入ってない」という人に会って、内心ドン引きしたんです。…今思えば、ドン引きされてたのは私のほうですよね😅笑
両学長のYouTubeで“保険の本当の意味”を知った


転機は、退職を考えるきっかけにもなった両学長(リベラルアーツ大学)のYouTubeでした。そこで初めて、「保険の本来の役割」を知りました。
保険は、「めったに起きないけれど、起きたら貯金ではとても払えないこと」に備えるもの。たとえば小さなお子さんがいて一家の大黒柱が亡くなる、といったことです。
そして日本には、公的保険(健康保険・高額療養費制度・遺族年金など)という、とても手厚い保障がすでにあります。医療費が青天井になることは、実はほとんどないんですね。



えっ、じゃあ私が払ってた9万円って…😨しかもお得のために保険に入るものではないって…😅
起きる確率も、損失の大きさも小さいことにまで、せっせと保険をかけていた私。しかもその大半は、増えるどころか手数料で目減りしがちな貯蓄型。知らないって、こわいことだなあと痛感しました。
子供も成人したし、保険は全部解約した


学んでみたら、答えはシンプルでした。子供はもう成人している。公的保険でカバーできる。ということは、我が家に手厚い保険はもう必要ない。…とはいえ「一気に全部解約!」と思うと、実際に動くまでにはちょっと時間がかかりました。



個人年金、今辞めると損じゃない?解約返戻金が100%になるまでかけ続けたほうがお得じゃない?理解してるつもりでもなかなか損切りができなかったですね笑
機会損失という言葉を知り、加入していた保険の数々は順番に全て解約しました。
(ちなみに夫の個人年金は、投資詐欺=ポンジスキームに遭い、その返済のために先に解約していました。その話はこちらに書いています👇)
▶ 投資が怖かった私がNISAを始めるまで(夫の詐欺被害の話)
保険をやめたら、会社を辞めるハードルが一気に下がった


保険を全部やめたことで、固定費が月9万円も減りました。これは本当に大きかった。
「毎月、最低いくらあれば暮らしていけるのか」を考えたとき、9万円の差はものすごく大きいんです。保険を見直したことで「会社を辞めても、なんとかやっていけそう」と思えましたね。退職へのハードルが、一気に下がりました。
▶ 55歳で35年の会社員人生を辞めた日(会社を辞めると決めた話)
いきなり全部やめるのが不安な人へ


とはいえ、私のように一気に全部やめるのは、不安な方も多いと思います。まずは勉強してみましょう。
まずは今入っている保険を一度棚卸しして、「これは本当に必要?」と見直してみてください。公的保険のことを少しだけ勉強すると、流されずに「本当に必要な分」だけを選べますよ😊
まとめ:保険は“見直すだけ”で暮らしが軽くなる
保険は「将来の不安を解消して安心を買うもの」だと思っていました。でも、安心って高くつくんですね。中身を知らないままお金を払い続けるのは、不安の解消どころか月々の生活をただただ無駄に圧迫していただけだったのかもしれません。
一体自分が生活していくにはどれくらいの生活費が必要で、これが何年続いていくのか、家計の見直しライフプランの見直し大切ですね。そして国の公的保険のこと年金のこと最低限の知識を持つことも必要です。
一度立ち止まって見直すだけで、家計も、気持ちも、ふっと軽くなります。私の体験が、あなたの“見直すきっかけ”になればうれしいです。

